こんにちは、技術開発課 断熱事業担当の廣澤です。
段々暑い季節になってきました。
身体が慣れない時期は逆に熱中症リスクが高いそうです。水分補給を心がけていきましょう。
さて今回のテオログ、お題は「就活生の皆さんに向けて事業紹介を!」です。つまり断熱事業の紹介ですね。
断熱事業はその名の通り、住宅の「断熱」を提案しています。
断熱とは何か、、、
それは家の【困った】の最上位、「寒い」と「暑い」を解決することです。
と言っても、エアコンやストーブを販売するわけではありませんよ?
《断熱リフォーム》により、家を快適に暮らせるようにレベルアップする仕事です。
ちなみに、皆さんの自宅は暑いですか?寒いですか?あるいは両方でしょうか。
日本は性能の低い家がものすごく多く、現在かなり問題視されています。
寒い・暑い家は不健康で省エネに逆行している上、最近よく聞くカーボン・ニュートラルやSDGsにとっても不利だからです。
夏の夜、エアコンがタイマーで切れると、寝苦しくて目が覚めてしまった経験はありませんか?
これは家の性能が低いために、涼しさが逃げてしまうからなのです。
このような家は、穴があいたバケツによく例えられます。
水を注いでも流れてしまうのにずっと注ぎ続ける(=ずっとエアコンを使う)のは、賢いやり方でしょうか?
穴を塞ぎ、水が漏れない(=涼しさを維持できる)ようにするのが先ですよね?
言わば、このバケツの穴塞ぎが私たちの提案している《断熱リフォーム》というわけです。
さて、ここからは実際の仕事の流れを書いていきましょう。
お客様から問い合わせがあったら、まずは現状の確認でご自宅を訪問します。
断熱材を目視で調査する必要があるため、床下に入ったり、屋根裏に潜り込んだり。
気分はすっかり忍者、あるいはヤモリです(笑)。
ちなみに床下では、実際にヤモリの卵を見かけたこともあります。
(全く関係ないですが、エイリアン・エッグってヤモリの卵に似ていませんか?)
気になる箇所を写真に撮りつつ調査し、その後はお客様への報告提案です。
家の現在の性能はどのくらいか?
暑さ寒さの原因は何か?
解決できる状態か?
どの程度の断熱を希望するのかもお客様で異なるため、工事の組み合わせは千差万別です。
注文をいただいたら日程の調整や工事契約書の取り交わし、断熱工事を実施します。
時には自分でも工事に参加し、断熱材の取り付け作業をすることもあります。
工事そのものは1日〜数日間で完了しますが、最初の調査から工事完了まで平均で約3ヶ月ほど、長いときには半年以上のお付き合いになります。
案件は複数が同時並行で動くため、丁寧かつ確実な対応が重要になってきます。
工事の具体的なやり方等が気になる方は、テオリアの断熱専門webページをぜひ読んでみてくださいね。
https://www.dannetsu-takumi.com/
さて、長々と断熱業務の流れを書きましたが、2012年にテオリアに入社してはじめて配属されたのはシロアリ防除事業です。断熱事業には2021年の4月に異動してきました。
断熱事業に配属された当初、知らないことも多く戸惑いの連続でしたし、当然知識も経験も先輩に勝てる要素が全くないわけです。
勉強しても分からないことだらけで落ち込むこともありましたが、皆最初は同じなのだから、少しずつ経験すればよいと考え直しました。
そして、先輩たちに知識や経験で勝てずとも、他に役に立てるはずだと探し続けるのが大切なんだと思います。
改善の余地がある事務処理を見つけたり、部署内の無駄な業務を効率化してスピードを上げたり、業務のチェックリストを独自に作ったり、小さな積み重ねが働く自分を形作っていくんだと思います。
就活生の皆さんも、最初のうちは「先輩たちに迷惑をかけてしまう、、、」と考える時もあるかも知れません。
ですが、テオリアの社員たちも初めは未経験で入社しています。皆その時の先輩たちにお世話になりながら一人前になっていくのです。
それに、「床下は幼い頃から得意です!」なんて新入社員は一人もいません(笑)
後ろ向きに考え過ぎず、過剰に前向きにもなり過ぎず、一歩一歩進むことを考えてください。
当社の基本精神は箇条書きで7つあるのですが、1つをご紹介します。
「私たちは出来ない理由にとらわれず出来る要素を探します」
これは、皆で少しずつ要素を持ち寄れば確実に良い会社にできるという意味で私は解釈しています。
まだまだ未熟な身ではありますが、これからも出来る要素を探し続けていこうと思っています。
さて、何を書いていたのか迷走してきたところで今回は以上です。
それでは駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
就活生の皆さんに幸あらんことを!