こんにちは技術開発課 住宅診断事業の岩井です。
弊社の休日は基本カレンダー通りではありますが、特に現場に出るスタッフを中心に、振替で平日に休みを取る事も多いです。
平日休みは色々メリットがあって、「休日だと混んでいる所も平日だと空きやすい」というのはその最たるものではないでしょうか。少なくとも自分はそうです。
そんな訳で、最近平日休みを使って上野公園に出かけましたのでその辺りの話を今回は少しさせて頂こうと思います。
上野公園と一言でいってもかなり見るものが多く、
シャオシャオ、レイレイのパンダの赤ちゃんが人気の上野動物園。
国宝展が大人気で、自分も行きたかったのですが、
入場チケットがずっと売り切れている東京国立博物館。
ル・コルビュジエの建築作品として建物自体が世界文化遺産になっている国立西洋美術館。
などなど、見たいものや行きたいところは他にも多々あります。
恐らくそれぞれで一つずつ話が書ける様な気がします。
建築士の試験でも美術館や大型公共施設というものは出てくる位、建築に携わるものとしては、立派な建物は大なり小なり気になるわけで、その様な意味では国立西洋美術館も建物を含めてじっくりと見学したいところですがそれはまたの機会としておきます。
今回の訪問先は
国立科学博物館!!
子供の頃には上野の中で一番通っていた場所です。といっても地球館が出来てから来てないので20年以上のご無沙汰になってしまいました。
この日本館、中の展示物はもちろんですけど、建物自体も子供心に非常にわくわくした記憶があって、それが建築を志す一つのきっかけだったのかもしれません。
さて、そんな国立科学博物館ですが、今回のお目当ては「毒」です。
poison、toxin、venomとも呼ばれますが(それぞれ微妙に意味合いが変わります。今回の特別展で知りました)色々身近にありながら、中々知らない物なので興味がありました。
といっても今までもそれなりに、毒に関しては学んだ事がありました。
例えばシロアリ駆除の薬剤。実は昔蜂駆除をしていたこともありました。今ではアスベストに関しても学びをする立場になっています。
それぞれ資格や講習で概要は勉強していました。
なので、チケット買う時にそこまで考えていたかというと微妙ですが、思えば業務にも結構近い物があるなと思いつつ向かっていました。
実際の展示は「毒とは」から始まり「毒と人間が上手くつきあう」といったように様々な視点からの展示があり、多種多様な「毒」を知る事ができて大満足の一言でした。
その中で面白い展示としては、毒を持つ生物として紹介されていたオオスズメバチの『40倍模型』。
・・・オオスズメバチに出会わなくて良かったと改めて思いました。
冒頭で平日だと空いているという話をしましたが、平日でも大賑わいでした。そのせいという訳ではないのですが、思っていた以上に時間がかかってしまって、常設展に行く時間が無くなってしまったのが残念。
ただ、数十年ぶりに上野公園熱が上がってきたので時間を造って今後しばらく通うようになるかもしれないです。しっかりとある意味毒を受けて久しぶりにいい刺激を受けました。