リモートワークを2年間やってみての所感【後編】

DX推進室の橋本です。

さて、リモートワークの話ですが、自宅で業務を行っているため直接の会話がなくても仕事をすすめることが当たり前になりました。

社内とのやりとりはLINEWORKS、社外はメール以外に、ChatWork、Zoom、Teams等のオンラインツールを使っています

ツールに関してはリモートワークでなくとも同様にはなりますが、私はオンラインでのやりとりがほぼ100%。
Web会議は多いですが対面での会話がほぼありません。
オンラインだと相手がいる場所に関係なく、他の営業所の方とも当たり前の様にやり取りしますので、むしろ今のほうが社員とのコミュニケーション量は多くなっている気がします。

リアルとオンラインが混在していると、リアルをメインの様に捉えてしまうのが普通になってしまうのだと思いますが、逆に自分のようにオンラインがメインの仕事だとオンライン≒リアルの感覚になっていくのだなと感じます。

現状としてはオンラインだけでやり取りを行うことが苦手な方もいることや、ITリテラシーが必要な部分もあるのは事実。
なので将来、多くの社員が組織としてリモートワークをすることを考えるとコミュニケーション不足を改善する(感じさせない)仕組み及び、ITリテラシー教育は前提として必要なのかなと思います。

ただ技術的な整備はもちろん必要ですが、オンラインで自分の意志をしっかり伝えられる技術こそが、これから価値あるビジネススキルになっていくのは間違いないと思います。

私自身、現状はペーパーレス化プロジェクト(業務改善)やデータ分析及び社内へのデータ分析教育をメインに行っていますが、今後はリモートワークの経験を生かして場所にとらわれない働き方の可能性も探っていきたい、というかやらなくてはいけないタイミングに来ているとも思っているんですよね。

「現状維持は衰退と一緒」とビジネスの現場では常に言われるように、今までと同じことをやるだけでは時代に取り残される可能性があります。というか取り残されます。

30年前の超人気ラーメン店の味が、そのままでは現代で通用しないという例が分かりやすいでしょうか。
時代により本能的な「味覚」の定義ですら変わっていくのです。

当社も業界に先駆けたIT投資や設備投資、社員教育をやってきたからこそ今の状況が保てているのだと自負しています。

将来的には床下点検も防蟻工事もコールセンターから直接ドローン操作で完結するようになるかもしれないです。
技術的にはどちらも現時点である程度可能なものですからね。

あくまでたとえですが、そうした将来も見据え、業務のあり方を常に考え進化させていくのが私の役割であり、DX推進室を設けている理由です。

いつもよりは超短いですが、今回はここまでです!
ありがとうございました!

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