ダンくんにマフラーとマントを作ってみました

管理部の七海です。
私はときおり、白蟻専科というwebサイトでシロアリの刺繍やニードルフェルトなどに挑戦しています。手芸初心者の体験記とも言います。

初夏のある日のこと、これまでの記事を読んでくださった部長から、こんな一言をいただきました。

「白いくまのぬいぐるみを買うから、ニードルフェルトでマフラーを作って」

白いくまにマフラーと言えば、そうですね、当社の断熱事業のイメージキャラクター、ダンくんです。


ダンくん

手芸ビギナーの身でこうした制作のご要望をいただけるというのは、とても貴重でありがたいことです。シロアリではありませんが、張り切って制作していこうと思います。

制作のため上記の画像を改めてじっくり見たところ、マフラー以外にもマントを身に着けていることに気づきました。マントのような平面状のものをニードルフェルトで作るのは骨が折れるので、今回は手芸の王道「編み物」で作っていこうと思います。家庭科の成績が2だった人間がとうとう編み物をするまでに……。

こちらのかわいいぬいぐるみに着せていきます。まずマフラーを作ります。

続いてマントです。今回は針1本で編めるかぎ針編みに挑戦しました。材料は毛糸とかぎ針のみというシンプルな編成。ビギナーとはいえ手芸をするのもこれで3種類目ですから少しの自信があります。さて編み物とはいかなるものでしょうか。

刺繍やニードルフェルトとは段違いに理解ができませんでした。
レクチャー本の図を見ても何が起こってるのかわからない。今できているものが「編めている」のか「絡まっている」のか判断できない。

マントなんてなくてもいいじゃないか…という妥協した考えが頭をよぎりましたが、直後「そうじゃない」という声が頭の中に響きました。

はじめて手芸をやったときのことを思い出せ、と…。

間違っていても、わからなくてもいい。
やめずに続けていたら「何か」ができる。

何かが…

できた…!!(つんつるてんですが…!!)

最初の方の「よくわかってない期」はボコボコしたり穴が空いたりしていますが、後半に行くにつれだんだん慣れがでてきて、目が揃っていくのがわかりやすいですね。

余裕があったらあみぐるみのシロアリを作ってみようかなどと考えていましたが、余裕などありませんでした。編み物って体力がいるんですね…。おそらく私が力みすぎて、きつく編みすぎていたことが原因ではないかと思います。
ふつう編み物って、編んでる途中にギチッ…ミシッ…なんて音しないと思うんですよね。

今回はシロアリのグッズではなくディスプレイの装飾を作りましたが、モノづくりをするものとして大切なことを思い出す良い機会になりました。

やらない虚無よりやる凡作

これを私の手芸のスローガンにしようと思います。

 

 

 

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